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One piece [漫画・アニメ・本棚]


ONE PIECE 1 (ジャンプ・コミックス)

ONE PIECE 1 (ジャンプ・コミックス)

  • 作者: 尾田 栄一郎
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1997/12/24
  • メディア: ペーパーバック



いろいろなところで話題になっているので、一気に全巻を読破してみました。
飛ばし読みしたくなるような、冗長に流されている部分もありましたが、全体的には健全に楽しめました。
このマンガを読んで一番気に入ったのは、「仲間を大切にすること」でしょうか。これからも続けて読んでいこうと思います。

krause
nice!(6)  コメント(3) 

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コメント 3

まっきー☆

全巻ということは・・・すごい時間かかりませんでしたか? 漫画はたまに一気読みしたくなりますよね。( ̄ω ̄;)
by まっきー☆ (2012-06-23 09:44) 

HINAKA

HINAKAです。

krause様

この連載、アニメとの関係で明らかに引き延ばしや、時間稼ぎの部分があります。
ただ、最初の頃はともかく、現在では週間連載では、ほとんど内容把握が出来ません。単行本を、一気に続けて読む事の方が、明らかに向いています。

個人的に、今までのところで一番燃えるのは(萌えではありません!)、自分達を巻き込む事を恐れたロビンが、「正義」の海軍にワザと捕まり、主人公達が処刑される寸前に、助けに乗り込んだところです。
「正義」と「世界政府(平和)」の名の下に、罪無き研究者達を島ごと消滅させ、幼い娘を恐ろしい犯罪者に仕立てて、追い詰める「正義」の海軍。

人を信じず、人を利用して自分の目的を果たす事を、生き甲斐として成長した娘が、無条件で敵だった自分を受け入れた、主人公達を信じ。
主人公達もまた、本人の「死にたい」を信じず、直接本人人確かめる為に、立ちはだかる「正義」を打ち払って、対面するシーンです。

「生きたい!」と叫んだロビンに、「世界政府(平和)」の旗を、焼く事で答えた主人公達。
「正義」の名の下に、卑怯卑劣を「悪」としない海軍を、正面から突破する主人公達。そしてそれまでとは、打って変わって文字通り、「石に囓り付いて」抵抗するロビン。

人としての、本当の正しさとは何なのか?
人それぞれ、大事なものや、目的を持って生きている。それを他者がとやかく言ったり、力尽くで奪う事は、消して「正しい」事ではない。
だから主人公は、他の事はともかく、「俺は絶対に仲間を裏切らない!」事を、最上位の信念としています。逆に言えば、他の事に関してはかなり無軌道で、無茶苦茶です。

そしてこの件で、無事に?助け出されたロビンは、それまで「船長さん」と呼んでいたい主人公を、他の仲間達と同じように、「ルフィー!」と名前で呼ぶようになります。
この辺りはアニメの演出も見事で、トナカイで医者のチョッパーの師と、桜の花の物語と双璧を成すエピソードだと、思っています。

この作品、アニメの出来の良さも、大いに褒められて良いと思います。
今は、窮屈な日曜の朝に押し込められて、エンディングも予告編もありませんが……。

美しい大人の女性が、連行に抵抗する為に、恥も外聞も無く、大口を開けて通路の石に囓り付いて、抵抗する姿は圧巻です。
ついでに、人特に男を見下し過ぎて、後ろに反り返ってしまう海賊女帝も、かなり好きです。この辺は、声の演技も含めて、アニメの方が笑えます。

それでは、また。

by HINAKA (2012-07-12 00:32) 

krause

HINAKAさん、コメントをありがとうございます。HINAKAさんのコメントによって、寄り深くワンピースを理解できました^^。
by krause (2012-08-06 13:11)