真実の満洲史(宮脇淳子・岡田秀弘監修) [歴史(近代史)・本棚]
安易にコメントなど書けないほど、満洲および同時代の日本を知るにはとても内容のある本。読みやすい文体で、読み手に対して意識して親切に書かれているので、中高生にも進めたい。多分、宮脇先生は、その辺りも意識して書かれたのだろう。因みに、中国・朝鮮半島の歴史観に我々日本人が不用意に迎合すべきははい、とは言っているが、同様に支那事変までの当時の日本の中堅官僚の振る舞いなどを例に挙げ、当時の日本についても厳しい視点で語っている。
krause
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