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Formosa(美麗島)出張の合間に [薪棚・海外物]

年末になって台湾出張(しかし、その後に韓国出張が待っています)。

仕事の途中で、九份に立ち寄った。最寄り駅で、台湾鉄道のロゴ(どこか満鉄を思わせるようなデザインだった)を凝視しているとボランティア日本語ガイド(80代と60代の二人の男性のうち60代の人)から、「このロゴは、日本人が作ったものなのですよ。」と話し掛けられた。そこから、福島の話や併合時代の話など、話が盛り上がる。ガイド氏は、日本語から英語へ言語を切り替え、いろいろな話を率直にしてくれ、それは私にとって大変貴重なものだった。

ガイド氏は、九份へ行く前に、その奥にある「金山博物館」へ行ってみることを勧めてくれた。それは、私にとってとてもよいアドバイスだった。

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少し注意してみると、日本の残映を感じる場所があった。

左下の日本家屋(社宅)は、一度すべて解体し、部品ごとに修理・補修をし、再度くみ上げたもの。当時のここに住む日本人の生活は、少なくとも私のムラの生活よりはずっと良いものだったのがわかった。そして、これほど日本の家屋がきれいに残っているのを他ではみたことがないので、衝撃的だった。

20年ぶりに訪れた台湾、シンガポールとは違った意味で、華人圏で一番居心地が良かった。

krause


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コメント 3

gillman

以前は時間がなくて九份に立ち寄れなかったので今度は是非行ってみたいです。
by gillman (2016-12-10 14:49) 

めぎ

今年は本当にあちこち飛び回っていらっしゃいますね!
台湾はなかなか機会がなさそうですが、いつか一度、と思ってます。
by めぎ (2016-12-11 00:12) 

krause

gil,amさん、九份の奥にある金山博物館もおすすめです。

めぎさん、貧乏暇無しです。来週は、韓国出張してきます^^。
by krause (2016-12-13 17:06)