日本辺境論 (内田樹) [東アジア関連・本棚]
数日前の新聞に紹介されていたので、早速東京駅構内の本屋で買い、読んでみました。
「日本人は辺境人」というユニークな視点で、日本人の習慣や特性・歴史を語っています。残念ながら、この本の内容のすべてに賛同はできませんが、いくつかについてはなかなか面白い内容です。丸山眞男の「外的イデオロギーに反応するときの国民的な常同性を執拗低音とし、執拗低音は決して主旋律にはならない」という話を取り上げている点などは、賛同できるかどうかはともかくとして、興味をもちました。
この本の内容については、じっくりと時間をかけて考えていきたいと思います。
2009-12-23 09:49
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コメント(1)
私はもう今後この本抜きには日本を考えられないようになってしまいました。
by yutakami (2010-02-19 16:31)