わが農業革命(兼坂祐) [農林業・野外・薪ストーブ・本棚]
この書籍は、一度本篇の「北総の薪棚」でも取り上げていたかもしれませんが、移行の意味も含めてこちらで、再度取り上げました。
兼坂先生は、北総中央部にある佐倉市角来の生まれで、土地改良に携わってきた人です。京成線の臼井駅から佐倉駅へ向かう途中にオランダ風車が見えるエリアがありますが、兼坂先生は主にこの一帯を大規模圃場整地してきました。兼坂先生は、土地改良に力を注ぐ一方で、年に数度の海外稲作調査旅行を開催していました。私も、数回ご一緒させて頂いたことがあります。残念ながら、兼坂先生はもうこの世にはいらっしゃらないのですが、先生の御遺志を引き継いでいらっしゃるたくさんの優秀な人たちが、印旛沼エリアで活躍されていると聞きます。私の住む集落はここから随分離れていますが、時々印旛沼付近を通りかかった時には、多少遠回りしてもこれらの水田を見にいくようにしています。水田の一部は、佐倉チューリップ祭りのチューリップ畑として使われているようです。
krause
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