RON 龍 (村上もとか) [歴史(近代史)・本棚]
龍-RON- 全42巻完結(ビッグコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]
- 作者: 村上 もとか
- 出版社/メーカー: 小学館
- メディア: コミック
村上もとかの「JIN」 より少し先に「ビックコミックオリジナル」に連載開始された大正末期から昭和初期の日本及び日本を取り巻く周辺国およびその国の人たちを舞台にした作品。この作品を描くにあたって、村上はこの時代をとてもよく勉強したことが覗える。少し冗長な感じも否めないが、この時代に興味あるので苦にならない。
私自身は、JINより気に入っていた。今回、村上もとかが「フイチン再見!」の連載を開始したので、時代背景が近いこともあって、「RON 龍」をもう一度読み返してみた。実在する人物を名前を変えて登場させていたり、その時代の史実がそれとなく語られていたりすることは、この時代に精通している人にはかなり面白いが、そうで無い場合は、「JIN」の方がおもしろいのではないかと思った。
少し日本に厳しい視点で描かれているようにも思えるが(それでも、実在の登場人物については好意的だ)、中国・朝鮮・その他諸国に対しても同様に厳しい目を向けているので、バランスはとれている。
少し日本に厳しい視点で描かれているようにも思えるが(それでも、実在の登場人物については好意的だ)、中国・朝鮮・その他諸国に対しても同様に厳しい目を向けているので、バランスはとれている。
蛇足になるが、「フイチン再見!」には期待しており、掲載されている「ビックコミックオリジナル」の発売を毎回楽しみにしている。
krause
これは私も愛読していました!
大変面白かったです!
by 駅員3 (2013-04-08 11:28)
駅員3さん、
15年に渡る長編、これはマンガの歴史に残る名作だと思います^^。
by krause (2013-04-10 17:13)