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帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い(朴 裕河) [東アジア関連・本棚]

帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い

帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い

  • 作者: 朴 裕河
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2014/11/07
  • メディア: 単行本


朴裕河氏の韓国最高裁での有罪判決が出たらしい。
朝日新聞の社説では、この判決について取り上げられている。
http://www.asahi.com/articles/DA3S13206113.html


この著作については、日韓両国でさまざまな意見があるようだ。私も、本の内容や氏の見解については多少の意見もあるが、ここでは割愛する。それよりも、身の危険を感じたり裁判で被告席にたたされたりしながらも、一切の妥協をせず学問を追究する朴氏の姿勢に敬意を表したい。

krause

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浮浪児1945‐: 戦争が生んだ子供たち [東アジア関連・本棚]

浮浪児1945‐: 戦争が生んだ子供たち

浮浪児1945‐: 戦争が生んだ子供たち

  • 作者: 石井 光太
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/08/12
  • メディア: 単行本
小中学生の頃に、戦災孤児関連の本を読んだ。書名も、ノンフィクションだっかかも忘れてしまったが、強く生きる主人公に強いインパクトを受けたのは、今でも覚えている。終戦記念日近くに、ふと思い立って戦災孤児についての本を探して読んでみた。敗戦時、全てが混沌とする中で、人権も子育てもあったものではないのは分かるが、それにしても驚いた。〔主人公は力強く生きる〕などという生やさしいのものではない。
krause

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海峡・幼年編 (伊集院静) [東アジア関連・本棚]


海峡―海峡幼年篇 (新潮文庫)

海峡―海峡幼年篇 (新潮文庫)

  • 作者: 伊集院 静
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/06/28
  • メディア: 文庫
著者の自伝的小説。
読んでいくと、著者のエッセイで語られている幼年期の頃の話を思い出し、それが楽しめる。


大学で国文学を教えている先輩が、伊集院静を評価していたので、いくつかの作品を読んでいる。


krause
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週末ぶらっと黄海旅行記(平井敏晴) [東アジア関連・本棚]


週末ぶらっと黄海旅行記

週末ぶらっと黄海旅行記

  • 作者: 平井 敏晴
  • 出版社/メーカー: 三五館
  • 発売日: 2014/10/22
  • メディア: 単行本
仕事では最近すっかりご無沙汰している韓国と主要都市以外は縁のない中国の黄海沿岸の街の旅行記。
街々を訪問しながら、日本の残影(足跡ではない)を追っている点がとても興味深い。
漱石の「満韓ところどころ」まで引用されているのが嬉しい。
*私は、漱石のこの本を電子書籍に入れて、時間をかけて読んでいる。

krause
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五色の虹(三浦英之) [東アジア関連・本棚]


五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後

五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後

  • 作者: 三浦 英之
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2015/12/15
  • メディア: 単行本

文書や言い回など、著者の年齢から考えると陳腐だ。
しかし、この本のどの部分も非常に興味深く、まったく飛ばし読みできない。

紹介したい内容が多すぎて、結局このような短いコメントになってしまった。
後世まで残る名著になるのではないだろうか。

久々にいい本を読むことができた。

krause


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韓国はどこへ?(黒田勝弘) [東アジア関連・本棚]


韓国はどこへ?

韓国はどこへ?

  • 作者: 黒田 勝弘
  • 出版社/メーカー: 海竜社
  • 発売日: 2016/02/15
  • メディア: 単行本

 
韓国について書かれた本の中で、黒田のものはとても参考になる。

この本の内容も、韓国について愛情を持ちながら厳しく書かれた黒田本の中でも、かなり厳しい。

krause
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Lee Wei Ling (Straits Times Press) [東アジア関連・本棚]

Lee Wei Ling a.jpg 

Lee Kuan Yewの一人娘、Lee Wei Lingの視点で描かれたLeeファミリーやシンガポール、シンガポールを取り巻く国々ついて書かれた本。Lee Kuan Yewの本とは違った興味深さがある。女史自身について書かれているページもあるが割愛して読んだ。

krause


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日帝時代、我が家は (羅英均) [東アジア関連・本棚]


日帝時代、わが家は

日帝時代、わが家は

  • 作者: 羅 英均
  • 出版社/メーカー: みすず書房
  • 発売日: 2003/02
  • メディア: 単行本

数日前の朝日新聞で著者を知り、入手。

朝日新聞での羅氏のコメントは、割合バランスの取れた理解できるものだった。
この本の内容は、参考になった。

同時代に生きた日本人と韓国人、陳腐だが、「同床異夢」という言葉が頭を過った。

krause



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世界とはいやなものである(関川夏央) [東アジア関連・本棚]


「世界」とはいやなものである~極東発、世紀をまたぐ視点

「世界」とはいやなものである~極東発、世紀をまたぐ視点

  • 作者: 関川 夏央
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2003/07/29
  • メディア: 単行本
久々に読み返した。2003年発行だが、まだ氏の鋭い洞察力を楽しめる。

krause
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韓国人の研究(黒田勝弘) [東アジア関連・本棚]


韓国人の研究 角川oneテーマ21

韓国人の研究 角川oneテーマ21

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川学芸出版
  • 発売日: 2014/11/10
  • メディア: Kindle版


Kindle版を入手してみた。
最近の状況下、韓国に厳しい意見を言う黒田も、韓国に愛情のある人だとよく分かる。

krause


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